【コロナ専門病院】
府中にある多摩総合医療センターは総合的な医療機能をもつ多摩地域唯一の都立病院で、高度で専門的な医療を提供しています。
このたび隣にある旧府中療育センターの建物(本年6月に移転済)を利用して、コロナ専門の病棟を設置することになり、会派メンバーで視察しました。
病床数は約100床。重症者は多摩総の既存病棟で引き続き受け入れ、ここでは中等症と軽症者用の病床を新たに確保します。
10月の開設にむけて現在、内装や運用面など詳細な設計をしておりますが、肝は医療人材の確保になります。
都民ファーストの会として緊急事態宣言下の5月頭に小池知事にコロナ専門病院の設置を求める緊急要望を行いましたが、迅速な検討と対応には大変ありがたく思っています。
現在、国において感染症法上の分類を見直す動きがありますが、不安なのは秋以降に予想されるインフルエンザの流行や、国外から新たに持ち込まれる強毒性のCOVID-19の流行です。
足下の感染拡大を防止しつつ、今後への備えをあわせて進めていきたいと思います。
なお、23区内では渋谷区にある東海大学医学部付東京病院にコロナ専門病棟(同じく約100床)が開設されます。

会派メンバーと。前列向かって左端が私。

旧府中療育センターの一室。重症心身障がい者用の施設であったため大部屋が多く、トイレが少ないのですが、個室やトイレを増やし、入退室のファイヤーウォールを作ります。

担当部署との意見交換。