就任来取り組んできた森や自然を活用した保育・幼児教育についての東京都の事業報告がアップされました。https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/kodomo/hoiku/shizenhoiku.html

新型コロナ対応のため、今年度の事業は来年以降に持ち越しになりそうですが、野外での活動は、感染症への対策という意味でも有効だと考えます。
本来は、自立心、自分を大切にする力、ねばり強く物事に取り組む力など、いわゆる非認知能力(認知能力は計算したり、記憶したりする能力)を高める効果が高い取組。
これら非認知能力は6歳までの未修学期に育まれる性質が高く、人生の基盤になるものとされています。自然の豊かなエリアも、そうでないエリアでも身近な自然を見つけて、上手に子どもたちが遊ぶ環境や機会を提供できるようにしたいものです。

引き続き、国内外の事例などの調査を進めつつ、都における更なる推進と、東京都版の保育モデルの確立ができるよう、提言していきたいと思います。

写真は3歳の息子の日常風景。多摩川の河川敷、公園のなかの斜面や植え込みの中などで、上手に遊んでいます。