先日、都民ファーストの会、荒木ちはる代表と御岳山を訪問したときに相談を受けた山上集落を支えるインフラの諸課題。

数百年もの間、山とともに暮らす生活を守ってきた方々が孫子の代に残したいものは、これからも安心して暮らしていくための「命を守る仕組み」でした。

・住人に急患が出たときのために、今年から都で導入したドクターヘリの運用に関わる相談。

・命と暮らしを支える水を供給する浄水場が土砂災害などで機能しなくなった場合のバックアップシステム。

・山と街をつなぐ唯一の都道の維持管理とそこが遮断されてしまった場合に集落を孤立させないための道路整備。

御岳山で行われた日の出祭に参加した後、靴をはきかえ浄水場の視察に。ここでは沢の水を汲み上げて飲用できるよう浄水しています。

災害等、何らかの事情により沢と浄水場を結ぶ管路が機能しなくなった場合にどう水の供給を続けられるかという観点で現地を確認。

その後、すこし高度を上げ、上方から長尾平のヘリポートと、都道の整備が検討されてきた日の出山から御岳山までの経路(写真)を改めて確認しました。

インフラの整備には時間がかかりますが、山の子どもたちが安心して伝統的な暮らしを承継していけるように頑張ります。