GWは、武蔵御嶽神社の祭礼のなかで最も格式が高いと言われる日の出祭に世話人として参列させていただきました。
御岳平から神社まで、猿田彦(天狗)、神輿、白丁、獅子頭、警護の鎧武者、氏子や世話人、一般の参列者による行列は、コロナ禍の中3年振りに行われたもので、例年より少し規模を小さく実施したようですが、やはり盛大でした。
御師集落のなかを歩き、三百段の石段を神輿とともにゆっくりと神社まで登るのは勇壮ながら、なかなかハード。甲冑姿に、槍と刀を携える鎧武者の装備は合計25kgもあるそうです。
私は陣笠と羽織のみで歩かせていただき、神社到着後に昇殿し、神楽を拝見、玉串奉奠(たまぐしほうてん)しました。
以前は、神社にお参りすることはあっても、お守りを買ってくるくらいで、昇殿してお祓いをうけたり、玉串を奉奠する機会はめったにありませんでした。貴重な機会に感謝します。
考えてみると、神社にお参りするときは、とりわけ御岳山ではせっかく上まで登ってきたのですから、参拝料(3千円くらい)を納めて、拝殿に昇らせてもらい、ご祈祷してもらうことをおすすめします。拝殿のなかは、見事な彫刻や天井画などで彩られていて、一見の価値ありと思いますし、お祓いしてもらうと、すっきり気持ちが良いものです。