【水の味】東京都の水道事業の視察へ。

青梅市内にはきれいな水道水をつくる浄水場が8ヶ所あります(成木、御岳山、沢井、二俣尾、日向和田、千ヶ瀬第一、千ヶ瀬第二、小作)。

そのうち今日は大規模な更新工事をしている千ヶ瀬第一浄水場と、多摩地域で八王子と並んで古い歴史をもつ日向和田浄水場を見学。

浄水場はテロへの備えから、撮影に気をつけねばならず、写真は詳細がわからないものを選んで掲載しました。雰囲気だけでも感じてもらえればと。

私は水の味に興味があり、全国各地で水道水や、湧水などを味わうのが好きなのですが、東京の水は、そしてとりわけ青梅市内の水は、原水の清らかさとそれぞれの浄水場で採用されている浄水技術の高さなどから、間違いなく美味しいと思います。

できれば、原水と浄水場の組み合わせによる味の違いを感じてみたく、新鮮な水道水を並べて飲んでみたいと思っています。

水道をひねれば安全で美味しい水が飲めるわけですが、コロナ禍のなかでも施設を止めることのないように感染防止を徹底し、安定給水を実現している水道事業は、社会と命を支えるエッセンシャルワーカーです。

なお、都内で一元化されている東京水道ではなく、独自の水道事業を運営しているのは檜原村、羽村市、昭島市、武蔵野市で、それぞれが水質に自信をもっていると聞いています。

今回の視察とは関係ありませんが、天然の水では新潟県の八海山麓に湧く金剛霊水が驚くほど美味しく、次に記憶に鮮烈に残っているのが山梨県の鳳凰三山は南御室小屋の水場(沢水)で飲んだ水です。将来的に技術と法律が変わって、ああいう水を作れるようになるといいなあ。