都の臨時医療施設を視察。
ここでは入院するまでにいたらない軽症者と中等症の初期患者に対し、酸素と抗体カクテル療法を提供し、重症化を防ぎます。
臨時医療施設、いわゆる野戦病院の整備については様々な検討を行いながら、設置についての提案をあげてきましたが、現在、築地、渋谷、調布、練馬(*酸素のみ)にて「酸素・医療提供ステーション」という形で整備されました。
現在、陽性者は①医療機関での入院②ホテルを活用した宿泊療養施設③自宅のいずれかで過ごす体制にありますが、臨時医療施設は③を補完する役割を果たします。
長期に渡る緊急事態宣言を経て、デルタ株による感染第五波は収束しつつあり、都は10月1日から24日までを「リバウンド防止期間」と位置付け、休業要請の段階的な緩和に入りますが、次なる感染拡大の波や、新たな変異株の流行に備え、引き続き医療提供体制のありかたなどについて、調査を進めます。