【水際対策】羽田空港の検疫体制を会派の新型コロナウイルス感染症対策プロジェクトチームにて視察。
先日視察したコロナ専用病院や、知事に提案して進められることになった東京都版CDCの設置、また、現在、都民からの意見募集をしている感染拡大防止を目的とした条例案の策定など、次なる感染の波に備えた政策検討の一環です。
さて、羽田空港国際ターミナル(ターミナル3)の利用者は最盛期の97%減。テナントはシャッターを下ろし、飛行機は殆どが欠航。あんなに人がいない空港を見たのは初めてです。
オリパラに向けて様々な準備を行ってきた羽田空港ですが、現在は、いずれ解禁される海外との往来に向けて、唾液による抗原検査での水際対策を強化しており、まずは10月からの二国間ビジネストラック(国が認めた国との間で出国時に陰性証明を発行し、ビジネスに限定した往来が始まります。)にむけ準備中。
検査体制の拡充や、スピーディーかつ人同士の接触を抑えた手続きができるよう、顔認証システムを新たに導入も予定。
空港での検疫は国の管轄ですが、海外との往来が再開したあと、第三波への備えに向けて都もしっかり連携できるよう、論点を整理して都への提案をまとめたいと思います。
1日でも早く、安心して海外からのお客様を迎えられる態勢を構築できるよう、都としてやるべきこと、打つべき手を検討します。

オリパラのウェルカムボードの前で。

唾液採取のためのユニット

見せてもらった予備用の抗原検査キット

新規で導入される顔認証システム。登録後スムーズに出国できます。

入国者へのお知らせ(日本語版)