本日、都より補正予算案が発表されました。
これまで調査検討を重ね、数多くの提案をあげてきましたが、それらを細かな点まで丁寧に反映いただいた予算案にて、現在の新規感染者数が低下している状況とあわせ、来たるべき第二波への備え、そして経済の回復に向けて何とかこれで戦わなければと。
〇主だった予算として金額が大きいのが以下。
・テレワーク活用促進の予算として366億円
〇以下、個人的に思い入れがあるものを予算額にかかわらず、簡単に紹介します。
(実現すればこれは大きな事業ですが、そのための調査費用です。)
【産業支援系】
・文化芸術活動の支援28億円(アートにエールを事業がこれまで4000人分の予算でしたが16000人分を追加)
・宿泊施設が非接触型サービスの導入や感染防止の施設整備を行う際の支援策1億円(@200万円、助成率2/3)他にもお客さんが少ないうちにバリアフリー工事を行う施設支援に2億円が計上されています。
・飲食店のテイクアウトやデリバリー支援で追加的に6億円(時短営業については段階的に緩和していくことを提案していますが、第二波対策などでの業態転換を引き続き応援)
・革新的な技術をもちDX推進を行う企業へのスタートアップ支援7000万円(危機をチャンスに転換して社会変革を)
・事業譲渡を検討している企業への各種支援1億円(いずれは資本注入や劣後ローンの提供を行う都版ファンドの開設に発展させたい事業です。)
【暮らし系】
・ひとり親家庭への支援14億円(子どもへの支援という観点で、現金給付を提案してきましたが調整つかず、今回は8万世帯に1万円分の食料品提供という形に。)
来週の5月27日から始まる都議会でこれらを審議します。一日も早い予算の執行が行われるべく、6月10日に議決できるよう、しっかりと取り進めていきたいと思います。