緊急事態宣言後の保育所や学童クラブ等の対応について本日、区市町村に要請が行われました。都としては原則、お子さんを預かる機能を維持する方向でお願いをしていきます。

実際のところ、小さな子どもたちに、正しい衛生観念、たとえば咳エチケットやソーシャルディスタンス(人と人との距離を2メートルあける)などを習慣づけるのはとても難しく、保育等の現場で働く方々のリスクや負担が大きい状況で、何とか子どもたちの密集度を下げてリスクを低減させる必要があります。

しかし、医療関係者や、中小事業者への資金繰りを担う方々など、この状況を支えるために業務にあたる方々のお子さんを社会として預かる態勢を確保すべく、こうした要請となりました。ポイントは以下です。

・感染防止のため、仕事を休んで家にいることが可能な保護者の方には児童の登園等を控えていただくことをお願いし、お子さんを預かる現場の規模を縮小してほしい。

・医療、交通、金融、社会福祉等の社会生活を維持するための仕事に就いている方など、仕事を休むことが難しい保護者の方には確実に保育を提供してほしい。

・また、その際は感染症防止に万全の対策をとってほしい。

・お子さんやスタッフが感染した場合、臨時休園等の措置を速やかに講じてほしい。また、そうした場合に備えて代わりに児童を預かれるよう代替策を講じてほしい。

なお、経済団体等には、子育て中の従業員の方が、テレワークなど在宅勤務や休暇の取得ができるようにお願いをしています。

みなさま、ご協力よろしくお願い申し上げます!