都内で公道をつかった自転車レースの開催に向けて、ここでまた一歩、大きく進みました!

予算特別委員会も大詰めを迎え、都民ファーストの会を代表しての「締め括り総括質疑」を、成清梨沙子都議が行いました。
私からお願いしたのが、都内での大規模な自転車レースの開催提案の質疑です。

これに「令和四年度にまず区部(臨海部)でイベントを開き、あわせて令和五年度以降の開催に向けて多摩地域でコース設計に入る」ことが答弁されました。

思えば2007年に東京マラソンが開かれたことにより、ランニングブームは全国に広がり、各地で大規模なロードレースが開かれ、個性的なランニングイベントが多数、花開きました。

ファッションや飲食、観光など幅広い経済効果を生み、またほんの数キロ走ったことがある程度の一般人が、ハーフやフルは当たり前、100キロなどの超長距離や、山野を走るトレラン、トライアスロンなどを楽しむようになるなど、社会に大きな変化が生じたことを昨日のことのように記憶しています。

これを自転車で再現したら面白いのではないか。

コロナ禍のなかで欧米では人との距離をキープできる自転車にあらためて光があたりました。また、CO2を排出しない移動手段としての自転車の価値も興味深いと思います。高齢化が進んでいきますが、膝に負担が少ない自転車はランニングが難しい人でも楽しめるのではないでしょうか。

日本を代表するトライアスリートだった同僚の白戸都議に相談したり、青梅でヒルクライムレースなどを運営している友人にコース案をいただくなどしつつ、ワクワクしながら企画書をかきました。

企画書を読んでくれた都民ファーストの会の代表である荒木都議が、小池知事に話してくれたことから事態は大きく動き始め、ここにきて形がだんだんと見えてきました。

まだまだコースや大会の姿はこれからです。ここからが警察や地元自治体、競技団体やその他関係者との難しい調整が山積みで、調整には1年かかるか2年かかるかわかりません。それでも始まることが決まりました。楽しみでなりません。

東京を代表する良い大会にできるよう働きかけを続けます。