都政のデジタル化(DX)が進んでいます。私が都議になって最も驚いたのが都政ではあまりにICTが活用されていなかったことでした。これは、まずい、東京大改革はデジタル化なしには進まない、と働きかけを始めました。

一昨年の3月、予算特別委員会で私が行った行政手続のオンライン化についての質疑に対して「今月末までに100の手続きをオンライン化する」旨の答弁がありました。おそらく、都政のDXの推進を求めてきたなかで、「ああ、動き出した。」と私が確固とした手ごたえを感じた初めての瞬間だったのではないかと思います。

質疑のなかで求めたRPA(業務プロセスの自動化)の推進も実行され、都政のDXはこの任期中に大きく動きました。ヤフー元社長の宮坂学氏の副知事就任、DX推進のため戦略政策情報推進本部の設立を経て、デジタルサービス局が新設され、全ての行政手続きを原則オンライン化する「改正デジタルファースト条例」が本年4月1日より施行。そして、このたび、その基本計画案が示され、現在パブリックコメントに付されています。

概要をわかりやすくまとめたnoteの記事が公開されていましたので、ご紹介します。

国際的な都市間競争に常にさらされている東京。私が今後、推進すべきと考えているのが、道路、信号、上下水道などの都市インフラから生じる膨大なデータを収集、統合、活用する都市OS(オペレーションシステム)の開発です。

都市がもつ汲めど尽きぬ資源としてデータを活用していくこと。未来の東京のために提案していきます。

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行政手続のデジタル化、ご意見を募集しています! 東京デジタルファースト推進計画(素案)パブリックコメント
https://note.com/kouzoukaikaku/n/nc7cc68ebdb03