都議会が始まりました(12月3~18日)。ポイントをあげるとすると以下の3点が重要ではないかと思います。

1.補正予算144億円(うち台風被害対策80億円)

2.「都民の就労の支援に係る施策の推進とソーシャルファームの創設の促進に関する条例」

3.都立病院の独立法人化

・補正予算のなかでは多摩島しょ地域が大きな被害を受けた台風15号と19号の復旧のために欠かせないものです。オリパラへの追加予算やニーズの高い防犯カメラ設置のための予算なども計上されています。

・ソーシャルファーム(社会的企業)の創設を柱とした条例の新設については、就労支援に係る新しい枠組みをようやくスタートさせるためのものです。何度も投稿してるので割愛しますが、全国初の取組にて、国や他の道府県にも広がることを期待しています。

・都立病院の独法化は、患者がないときも病床を空で確保しなければならない感染症対策や、救急医療、周産期医療など、民間の医療機関では負担が重く維持することができない「行政的医療」の機能を引き続き維持することを条件に、機動的な意思決定や柔軟な人員配置が可能となる独法化を進めるためのもので、都立8病院が対象です。

私は財政委員会で補正予算について質疑の予定です。地元の被害状況について、詳細な報告をあげておりますので、復旧を進めるためにしっかり確認します。