明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年末から新型コロナの感染者数がジワリ増えてきましたが、本日都内の新規感染者が一気に390名を数え、また、全国のオミクロン株感染者が空港検疫も含めれば累計で1000人を超えるに至りました。
そこで、都民ファーストの会として本日、小池知事あてにオミクロン対策として、【国への蔓延防止等重点措置の要請の検討】に加え、以下5点の緊急要望を提出しました。
【ワクチンと治療薬】3回目のワクチンについて、希望する都民が安全かつ迅速に接種できるよう、区市町村と連携するとともに、国に対して安定的なワクチン供給や接種計画の前倒しを求めるとともに、治療薬の早期配備を要請してほしい。
【水際対策の徹底と保健所支援】国が昨日、オミクロン株対策の重点を「国内対策へと移す準備を始める」と表明したが、水際対策についても引き続き徹底するとともに、保健所に過度な負担が生じないよう必要な対策を講じること。
【宿泊療養施設】オミクロン株感染者が宿泊療養施設を安心して使えるよう施設の確保とサポート体制の充実を図ってほしい。
【支援策の年度をまたいだ延長】現在、都が実施している支援策のなかで、年度末で期限を迎えるものの延長をしてほしい。とりわけ、中小事業者への金融支援(借り換えなど)による資金繰り対策、都民が孤立したり自殺することへの対策、非正規雇用が多い女性やひとり親家庭の生活や仕事の確保、生活困窮者の住まいの確保などのセーフティネットの強化をしてほしい。
【受験生の機会確保】入試のシーズンを迎えるにあたり、都立学校入試において感染者や濃厚接触者と判定された受験生や、海外から帰国しての受験生たちの受験機会をしっかりと確保してほしい。
小池知事からは無料で受けられるPCR検査の大幅な拡充などについてのお話がありました。
感染状況の推移や、社会情勢を注視しながら、引き続き提案や要請をしていきたいと思います。オミクロン株についての問題意識などありましたらお気軽にお寄せください。