今年度は、東京都の水道事業、下水道事業、都営交通を所管する「公営企業委員会」に所属し、副委員長を務めることになりました。

これらの事業局の特徴としては、すべて大規模な現場をもって直接に事業運営をしていることです。

そこで、さっそく会派のメンバーといっしょに各所を視察しました。

まず、下水道局が昭島市で運営している「多摩川上流水再生センター」。ここは、青梅市、昭島市、羽村市、福生市、瑞穂町、立川市、武蔵村山市、奥多摩町で集めた下水をきれいにして多摩川に放流している施設です。

対岸にある八王子の水再生センターと一対の施設で、多摩川の地下20メートルにトンネルを掘って下水管でつなぎ、互いにバックアップしながら、業務効率の最適化を図っています。

私の関心事は、都の事業のなかでも電力の使用量や温室効果ガスである二酸化炭素や一酸化炭素窒素の放出量の多い水処理施設のエネルギー効率アップのために、昨年度、あらたに導入された汚泥の焼却炉を視察することでした。

引き続き、現場を確認しながら、都事業の効率的な運営について、調査検討していきたいと思います。